着工の際に行っておきたい近隣へのあいさつ。具体的に何をすれば良いのか?

引越しをする上で、近隣へのごあいさつは欠かせないイベントです。

注文住宅となれば、建築時から関わりが発生しますので、そのタイミングや内容には一層、気を付けなければなりません。

「あいさつをしなければならないのは分かるけど、いつ、どうすれば良いのかが分からない…」というご心配に、ここでお応えします。

ご近所とは長いお付き合いになりますから、ポイントを押さえて、良好なスタートを切ってください。

近隣へあいさつが大切である理由

ご近所さんというのは、生活の中で何かと関わりが生じてくるものです。

引っ越してきたばかりの町で、買い物に便利なお店を教えてくれるのもご近所さんですし、予想外の雨に洗濯物が濡れていることを知らせてくれるのもご近所さんです。

極端なことをいえば、災害時に助け合うことになるのもご近所さんですから、その関係は良好であるに越したことはありません。

良好な関係を築く上で大切なのが、第一印象です。

注文住宅は必ず工事を伴うため、近隣には迷惑かかります。事前のあいさつがあるか否かで、近隣へ与える第一印象は全く違うものになるでしょう。第一印象で失敗することのないよう、適切なごあいさつが大切です。

近隣への挨拶で確認すべき5つの重要なポイント

あいさつは気持ちであり、コミュニケーションでもありますから、絶対的な正解というものは存在しません。しかし、「常識」や手土産の「相場」はもちろんあるので、5つのポイントに分けてご説明します。

これだけ押さえておけば、失敗することを防げるでしょう。

範囲

どこまでのご近所にあいさつに行くべきかは、迷いやすいポイントです。

よく使われるキーワードに「向こう三軒両隣」というものがあります。親しい付き合いをする近所を示す言葉で、自宅の両隣の家・そして道路を挟んだ向かいの家・その両隣の家、の計5軒を指します。

この範囲を押さえておけば、ほぼ間違いないでしょう。追加で検討するとすれば、次のとおりです。

  • 裏手の家
  • 区画販売の場合、区画内の全棟
  • 町内会などがあれば、その会長の家

音が聞こえる、顔を合わせる、など、関わりが生じる範囲にはあいさつをしておくべきだと考えれば良いでしょう。

時期

あいさつに行くタイミングも重要です。

注文住宅には工事が伴いますから、近隣にはどうしても迷惑がかかってしまいます。実際に迷惑をかけてしまう前に、あいさつを済ませておかなくてはなりません。

最も一般的なのは、着工前、「地鎮祭」のタイミングでしょう。

現地に行きますし、ちょうど着工の直前ということで、あいさつには最適な時期といえます。事前に手土産を用意し、地鎮祭が終わったその足であいさつに向かいましょう。

他には、例えば購入した土地に残っている建物の取り壊しを行うようなケースでは、その解体工事が始まる前にあいさつに行くべきです。

その後、引越し作業が始まる直前のタイミングでも、あいさつに行きましょう。

  • 騒音や振動が生じる
  • 車両の往来が生じる

というときに、その直前で行けば間違いないといえます。

建築業者や引越し業者によっては、会社からも手土産を用意して近隣にあいさつをしてくれる場合もあります。そのようなときには、立て続けにお邪魔することのないよう、同時に行ってしまうことをおすすめします。

時間帯

いくらあいさつとは言え、非常識な時間に行ってしまえば、ただの迷惑になってしまいます。早朝、深夜、食事時を避けなければなりません。

  • 10:00~12:00
  • 14:00~18:00

このあたりが無難な時間帯といえます。

特に平日の場合は、相手が不在にしていることも多いかと思います。2度ほど訪問しても不在の場合には、簡単な手紙を書いて、手土産と一緒に玄関先に残しておきましょう。

狙ったタイミングでどうしても相手の不在が続いた場合でも、一度も顔を見ないという状況は避けるべきです。入居してしばらく経ってからであっても、直接会えるまでは何度でも足を運ぶようにしましょう。

手土産

最も気になるのが、手土産に何を持っていくべきか、でしょう。これはかなり基準がはっきりしているので、安心です。次のポイントを参考にしてください。

金額

500円~3,000円が相場です。幅が広いのは、距離や、入居までの時間で分けることが多いためです。例えば、日々の関わりが多くなるお隣さんには2,000円、比較的顔を合わせることの少ない裏手さんには1,000円、という分け方をしたりします。また、着工前には1,000円、引越し時には2,000円など、タイミングが近づくにつれてグレードを上げていくことが一般的です。

品物

菓子折りなどの食べ物や、洗剤などの消耗品のように、形に残らないものが望ましいとされています。あるいは、残るものでもタオルセットであれば迷惑になることはないでしょう。受け取った側が自由に内容を選べるカタログギフトならば無難ですし、喜ばれるようです。

注意点

内容は、できれば近所に住む方の家族構成などを見て決めるようにしましょう。単身住まいが多いような地域では大量の洗剤などは不要でしょうし、高齢者の所帯が多い住宅地では大きな菓子折りなど食べきれないことも考えられます。同じく、食べ物の場合は賞味期限や消費期限に注意が必要です。

熨斗(のし)

手土産には熨斗をつけるようにしましょう。表書きは「御挨拶」です。

手渡す際には袋から取り出し、表書きを相手向きにするのが礼儀です。紙袋などに入れたまま渡すことのないようにしましょう。

内容

自分の名を名乗り、相手の名前を聞いて覚えることが基本ですが、もう少し踏み込むとベータ―です。

夫婦だけなのか、子供がいるのか、高齢の両親と二世帯なのかなど、こちらの家族構成は伝えておくと良いでしょう。他には、ペットを飼っている、夜泣きをする子供がいる、夜中に出かける仕事をしているなど、相手にとって迷惑になりそうなポイントは先に伝えておくと、トラブルを避けることができます。

ゴミの出し方やおすすめの買い物スポットなど、ここで気になることを質問すると、会話が生まれて距離は縮まりやすくなるでしょう。

まとめ

長い付き合いになるご近所さんへの第一印象となるのがご挨拶です。良好な関係を築くためにしっかりと対応しておきましょう。

挨拶する範囲、時期、時間帯、内容、持参する手土産を確認しておけば、失敗することはありません。これでなければならない、ということはありませんが、一般的な基準を参考するようにしましょう。

もちろん相場というものはありますが、挨拶は結局のところ人と人とのコミュニケーション」です。相手を敬い、「よろしくお願いします」という気持ちを伝えることが一番大切であり、本質だと理解しておけば、間違いはありません
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